講演会
日本希土類学会第41回講演会
主 催: | 日本希土類学会 |
協 賛: |
日本分析化学会・
日本薬学会・
電気化学会・
日本材料学会・ 日本セラミックス協会・ 日本金属学会・ 触媒学会・ 日本物理学会・ 応用物理学会・ 日本磁気学会・ 粉体粉末冶金協会・ 高分子学会・ 日本表面真空学会・ 資源・素材学会・ 近畿化学協会・ 石油学会・ 有機合成化学協会・ 日本油化学会 |
後 援: | 日本農芸化学会 |
日 時: | 2023年(令和5年)11月10日(金) 13:30〜 |
会 場: |
東京大学 HASEKO-KUMA HALL(〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学工学部11号館1-2階) https://haseko-kuma.t.u-tokyo.ac.jp/access (交通)東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅より徒歩9分 都営大江戸線本郷三丁目駅より徒歩9分 東京メトロ南北線東大前駅より徒歩4分 |
講 演: |
1. 「ハーバー・ボッシュ法を超えるアンモニア合成法への挑戦」 (東京大学) 西林 仁昭 氏 概要: 約100 年前に開発された工業的アンモニア合成法であるハーバー・ボッシュ法に代わる次世代型窒素固定法の開発は科学者にとって最重要検討課題の一つである。我々の研究室では、ピンサー型配位子を持つモリブデン錯体を分子触媒として利用することで、常温常圧の条件下で窒素と水とからアンモニアを極めて効率的に合成する方法の開発に最近になり成功した(Nature, 2019 & Nature Synthesis, 2023)。アンモニア生成速度は窒素固定酵素ニトロゲナーゼに匹敵する値であった。講演では、アンモニアをエネルギー資源として利用する「窒素社会」についても研究背景と共に紹介する。 2. 「フッ化物シャトル電池の現状と展望」 (京都大学) 安部 武志 氏 概要: フッ化物シャトル電池は密閉系蓄電池としてリチウムイオン電池を凌駕する理論エネルギー密度をもつ。そのため、2009 年からNEDO のプロジェクトで研究開発が始まった。正極は銅や鉄などの卑金属を用いることができ、負極では希土類元素を中心としたフッ化物が有望である。本講演では、フッ化物シャトル電池の概要、現状および展望について報告する。 3. 「持続可能な社会を構築するための切り札「レアアース泥」:その研究と開発の最前線」 (東京大学) 中村 謙太郎 氏 概要: レアアースは、持続可能な社会の構築に必要な環境技術(電気・ハイブリッド車、風力発電機、燃料電池など)やハイテク製品(パソコン、携帯電話、薄型テレビなど)に不可欠な戦略物質であり、その世界的な需要は急激に増加し続けている。レアアース泥は、この重要なレアアースを安定供給するための切り札として期待されている海底鉱物資源である。本講演では、レアアース泥に関する最新の科学研究成果と、その開発に向けた取り組みの現状を報告する。 |
参加費: (要旨集込) |
< ・日本希土類学会 個人会員: 1,000円 学生会員: 無料 維持会員: 無料 ・協賛学協会会員: 7,000円 ・学生(学会員外): 3,000円 ・その他: 10,000円 <当日支払いの方> (参加予約済みでも支払いが完了されていない場合を含む) ・日本希土類学会 個人会員: 2,000円 学生会員: 1,000円 維持会員: 無料 ・協賛学協会会員: 8,000円 ・学生(学会員外): 4,000円 ・その他: 11,000円 |
懇親会: | 日時:令和5年11月10日(金) 17:00より 会場:HASEKO-KUMA HALL 1F ラウンジにて |
懇親会費: | 予約( 当日:8,000円 |
参加申込締切: |
令和5年10月27日(金) 締め切りました |
支払方法: |
クレジット決済 または コンビニ支払い ※参加申込み後、別途 e-mail にて届く案内に従い、 期日までにお支払いください。 |
問合先: | 〒565-0871 吹田市山田丘2−1 大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻内 日本希土類学会事務局 TEL 06-6879-7352 FAX 06-6879-7354 E-mail: (メールアドレスが変わりました。) |